橋本型担いだんじりの前方に付けた松竹には、御祝儀が盛大に飾られます。 （平野）
	松に御祝儀袋、竹にビラと呼ばれる大きな紙が付けられます。 大きさは新聞紙のサイズくらい、昔はもっと大きかったように思います。 これは橋本市と、隣接する奈良県五條市の一部で見られる伝統です。 橋本市でも隅田八幡神社と他の数地区のみに限られます。 （平野）
	相賀八幡神社では昭和の時代に曳きだんじりへ変わっても、松竹に祝儀ビラを飾っていました。 今は各地区とも町名旗・祭礼旗に変わり、ビラを飾るのは胡麻生の担い山車のみとなりました。 （平成18年　北馬場先代）
	ビラは商店が宣伝を兼ねて贈ったもので、中央に「金一封」 左右に地区名と贈り主が大きく記されます。（恋野のビラ） ところで、プロ野球の横浜ベイスターズ筒香選手も川南地区の橋本市赤塚出身。 【筒香 嘉智（つつごう よしとも）　1991年生まれ、 横浜高校から2009年ドラフト1位指名で入団、二軍で4番に座り2年連続本塁打王。 2011年後半から一軍に合流し8本塁打。長打力が魅力の成長株。 2012年からは巨人に移籍した村田の背番号25を背負う。】
	どこかで聞いた名前の御祝儀ビラ。 そういえば、溝端淳平くんは同じく川南地区の橋本市恋野出身。 【溝端 淳平（みぞばた じゅんぺい）　身長175ｃｍ　体重62ｋｇ　1989年6月生まれ　俳優・タレント 「第19回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でグランプリおよびボルテージ賞を受賞。 歴代受賞者の中では最多の40社から芸能事務所所属の勧誘を受ける。 世界ウルルン滞在記の司会に抜擢、、ドラマ「生徒諸君」でで俳優デビュー、『君が踊る、夏』で映画単独主演。 趣味・特技はソフトテニスとサッカー、和太鼓 「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」の最終審査でも、恋野地区の法被を着てお囃子を披露した。】
	ビラは1枚1枚手書きで大量には作れませんが、山車に飾れば宣伝効果抜群！ いつの頃から誰が始めたのか・・・資料が無いため不明です？ （河瀬のビラ）
	デザインは下絵を参考に手書きで作ります。 昔はプロのビラ書きさんが居ましたが、今は各地区で作成することが多いようです。 聞いたところでは、橋本橋北詰の山本提灯店の御主人が書いていたそうですが・・・。
	筆と墨で輪郭を描き、水性絵具で彩色していた時代は、雨に降られると流れてしまうことも。 絵具の改良や山車を覆うビニール合羽のお蔭で、今は多少ましになりましたが、やはり雨は苦手です。
	最近、彩色に凝ったものが見られます。 100円均一シヨップで見つけたラメ入りなんてお洒落なものも。 祭が近づくと集まってワイワイ楽しく塗って仕上げています。
	垂井区ではパソコンとプリンターを駆使して作成されているそうです。
	恋野区さんへ無理言って、こんな御祝儀ビラを作ってもらいました。 管理人より皆さんへ金一封・・・したつもりで かわいい加藤清正と、猫のような愛らしい虎ですね。 有難うございました。