橋本だんじり物語 橋本だんじり物語】−[よもやま話]−[橋本市と大佐]

橋本市と大佐

安土桃山時代から昭和にかけて、だんじり大工として名をはせた宮大工であり地車工匠である大佐。
その11代目にあたる川崎仙之助は天保9年に生まれ大正9年に亡くなるまで、長男の宗吉と次男の安治郎とともに、数々の名地車を製作しました。
それらを記録した「地車請取帳」をもとに和歌山県橋本市との関わりを記した資料をいただきましたので紹介します。
情報を提供くださった市脇のKさん、Bさん、たいへん有難うございました。


和歌山県伊都郡橋本町大字東家
世話人ノ内 宇佐美 廣太郎様
        土生 信之助様
        福原 平助様
   二百六十円也
   明治廿九年五月二十一日渡し
   旧 八月廿八日 祭


和歌山県伊都郡橋本町大字東家
    町内壱等かぶ地車組立時宿元
    上町 佐藤 文三郎様


和歌山県伊都郡橋本町大字東家
     山本 寅之助様
     土井 平助様
   明治廿九年九月十九日渡し 
   三百円也
   氏神祭りは旧 八月廿八日 祭


和歌山県伊都郡橋本町大字市脇
世話方  梅田 仲之助様
      馬場 信吉様
      富永 平助様
   旧 八月廿八日 祭


伊都郡紀見村大字胡麻生
       木澤 秀治郎様
       中川 幸治郎様
       土屋 藤助様


紀州伊都郡橋本町字市脇
       馬場 平兵衛様
       浜寺より車ちん 三十銭


貮百六十円
   紀州橋本市東家上之村
   廿八年十二月廿日ニ請取
   廿九年五月廿一日渡し
       宇佐美 庸太郎様


三百円
   紀州橋本市東家北町
   廿九年六月十一日請取
   廿九年九月○日渡し
   土井 平助様


百四十円也
   伊都郡紀見村大字胡麻生
   明治三十壱年十月五日請取
   かき壇尻

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