橋本だんじり物語 橋本だんじり物語】−[よもやま話]−[橋本地区よもやま話]

【市脇】
 平成17年の地車購入にあたり、資金造成のために積み立て貯金をはじめ、市脇地車グッズ販売など青年団の涙ぐましい努力があり、その姿を見た区民を寄進勧募に進ませ実現に至った。
明治時代の先人達が各地でだんじり購入資金のために早朝から縄ないをした伝説を残しているのと同じである。
 先代地車も境内の小屋へ保存。文化財として皆さんに見てもらえる方法を考えている。

【小原田】
 橋本市内で最も早くから泉州式曳行を導入、やり回しをはじめた地区です。
和瓦・漆喰壁の地車庫は平成7年に地車購入を機に現在の場所へ新築されました。
神石市之町より購入時には肩勢棒を付けたが、平成19年に取り外されました。現在は学文路で曳行中。
平成23年には南曽根先代を購入。8月6日に大下工務店から搬入、23日入魂式。

【古佐田】
 先代だんじりは独自のお囃子にあわせて「ぶん回し」をおこないましたが、河内長野のように早く回すのではなくお囃子に合わせて回します。
この堺型箱だんじりは昭和26年購入で、それ以前は担いだんじりだったといいます。
あの旋律は担いだんじりの伝統を受け継いだ独自のものでしたが、現在は一般的な泉州囃子に変わっています。

平成24年に、堺市片蔵先代を購入。4月14日搬入、6月3日入魂式。以降、ぶん回しからやり回しに曳行スタイルも変更。

【妻】
 平成2年に梶内だんじり店にて町内だんじりを新調して祭礼参加がはじまる。平成14年に板高覧出人形式住吉型の現地車を堺市北高尾より購入した。
町名旗は平成20年に新調
。平成24年に7小屋を新築移転。

【東家】
 区長さんの話では「区費のうちに地車維持費というものを含む。払いたくないという方には東家に住んでもらわなくていい。」と言い切るくらい、だんじりは町の宝として大切にされています。
維持管理は大変でも現役最古の岸和田型地車ということで出来る限り現役にこだわって行きたいと言っておられます。
平成17年10月に「東家の天保だんじり」という小冊子を刊行してその素晴らしさを紹介しています。
本は東家区関係者または岸和田だんじり会館でも定価800円で購入いただけますので手にとってご覧下さい。

【橋本】
 歴史有る船だんじりも人口流出の続く旧橋本町地区では担ぎ手不足に悩まされている。
胡弓や三味線を加えた独特のお囃子は、子供達を加えて7月頃より練習を重ねて伝承している。
平成18年以降は宮入時のみ担いで練るが、それ以外は専用台車で移動している。

平成24年4月に区画整理事業が終わり新築された小屋に移転した。

【原田】
 平成18年に岸和田市積川東(橋室)から岸和田型地車を購入。19年5月13日に入魂式。これを機に法被も新たに作成したが、前法被の紫色が踏襲され綺麗な仕上がりとなった。
平成19年、小屋扉に法被のデザインをペイント
しました。

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おことわり  このページでは行政上の旧橋本町で分類してご紹介しています。

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