橋本だんじり物語 橋本だんじり物語】−[よもやま話]−[初詣]

初詣

初詣は、年が明けてから初めて神社などに参拝して、一年の無事と平安を祈る行事で初参り(はつまいり)ともいいます。

初詣が広く一般化したのは明治時代で、電鉄会社が沿線の神社仏閣を宣伝したために、有名な神社仏閣にお参りするようになりました。
古くは「年蘢り」(としこもり、としごもり)と言って、大晦日から元旦朝にかけて神社に蘢る習慣があり、やがて年蘢りは、
大晦日の夜の「除夜詣」と元日の朝の「元日詣」との2つに分かれ、元日詣が今の初詣となりました。

その年の恵方の方角の社寺に詣る「恵方詣り」や、除夜に一度氏神に参拝して一旦家に帰り、元旦になって再び参拝する「二年詣り」という習慣もあります。
関西では「三社詣り」と言い複数の寺社(3カ所)をまわるのも盛んに行われています。
管理人は全国どこでも一般的に行われているものと思っていましたが、関西の一部だと聞いて驚いたものでした。
沢山お参りしたら御利益も多いという発想は関西らしいのかもしれません。

橋本市内の神社での初詣風景です(2009年元日午後撮影)

南馬場にある学文路天満宮の参道
学問の神様 菅原道真公を祀り、学文路が学問の道に通じることから多くの学生や親子の姿がありました。

南海電鉄学文路駅の入場券を5枚セットにお祓いをした「ご入学」という縁起物もあり、関西各地から参拝か他府県ナンバーも多く見られました。
市脇にある相賀大神社
境内の一角では大晦日からたき火が燃やし続けられて、参拝者に暖をふるまっていました。
胡麻生にある相賀八幡神社
和歌山県北部の寺社を巡る「福めぐり」にも加わっています。
スタンプラリーのような用紙は社務所で配られています。
祭には9台のだんじりが所狭しと並ぶ境内には、参詣の車が次々と出入りしていました。
垂井にある隅田八幡神社
常夜灯の足元を取り囲む門松の竹
参拝者が行列しています
行列は拝殿まで続き、境内は露店が並び人であふれています。

時代が変わっても新年の家族サービスやデートは初詣という習慣は続いていくのでしょう。
寺社側でも色々な工夫で参拝者を迎えてくれています。

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