橋本だんじり物語 橋本だんじり物語】−[写真館 何でも見学][お気に入りだんじり]−[吹田市 川面町]

吹田市歴史文化博物館に保管されている川面町(かわづらちょう)地車は、
嘉永7年(1854)に地元の大工である並河長兵衛兼廣により作られたと棟札に記されているそうです。
平成10年に吹田市有形民俗文化財に指定されました。
長らく休止していたそうですが40数年ぶりに復活して、現在も現役として曳行されています。
吹田市には合計7台の地車があって、何れも江戸時代の作で当時の部材がそのまま沢山残る貴重な物ばかりです。
後屋根の鬼熊は幅広く大きな波濤に龍
大屋根は唐獅子でした
懸魚
桁隠し 梅に鶯
車板の青龍
非常に奥行きのある大ぶりな彫り物です
彫り物は合戦武者などは見られず、霊獣や中国仙人や故事・物語にちなんだ江戸時代に多く見られる題材です。
この地車の特徴として脇障子があげられます。
中央通り柱の一対に加えて、後部の通り柱にも脇障子があります。
合計2対の脇障子を持っている稀少な地車です。
腰回りにも多くの彫り物が施されています
四隅には力神が配されて担い棒を持ち上げています。
土呂幕にはウサギの彫り物、平成23年の干支です
各面の彫刻が全てウサギです。
吹田で曳行される地車が1年交代で保管管理されています。機会があれば見学に立ち寄ってみてください。
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