橋本だんじり物語 橋本だんじり物語】−[写真館][お気に入りだんじり]−[小塩]

平成23年2月のある日、
河内長野市小塩の見学会があると情報を頂き出かけました。
堺市新在家濱の新調による堺型地車。
新調年は江戸末期、天保時代という話もあるそうです。
明治中期に河内長野市小塩が購入しました。
彫り物は彫り又一門によるもの
一説には初代彫り又 桝屋又兵衛とか、二代目 西岡又兵衛とか言われているそうです。
大屋根獅子噛み
懸魚
小屋根獅子噛み
懸魚
三枚板は三韓征伐の題材 神功皇后の勇戦
宝珠を投げる武内宿禰
見送り正面は阿倍介麻呂の龍退治
旗台
左右脇障子は獅子の子落とし
木鼻
花戸口
大屋根の内側を見上げると
天井に鳳凰
火燈口の上に青龍が居ました。
小屋根は折り畳める構造になっており、通常は見えない裏側部分にも彫り物が細工されていました。
右梯子が後年に付けられたため、こちらにも折り畳み構造は見られるものの、実際には稼働していないようです。
大変立派な堺型地車でした。近年にも植山工務店で修理をされるなど大切にされています。
見学会を催して頂いた小塩の皆さん、Kさんには感謝申し上げます。大変有り難うございました。
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